IKEMART.IncBLOG

株式会社IKEMARTのBLOGでは、経営や事業づくり、組織、データ活用に関する考え方と実践を発信しています。
挑戦する人と企業の可能性を、データと仕組みで成果へ変えるために、日々の現場で得た気づきや、成長を支える視点を継続的にお届けします。

NEWS

イントレプレナーとして始まり、経営者として挑む

2026/09/03

    株式会社IKEMARTを立ち上げるまでを振り返ると、私は長く「イントレプレナー(社内起業家)」として仕事をしてきたのだと思います。

    イントレプレナーとは、会社員でありながら、既存の枠にとらわれず、新しい事業や価値を生み出していく人のことです。

    ただ、私自身は「新しいことをやりたい」と考えていたわけではありません。

    むしろ原点にあったのは、仕事をする中で感じる「なぜ?」という違和感でした。

    「なぜ、売上が増えているのに利益が残らないのか」

    「なぜ、同じ問題が何度も繰り返されるのか」

    「なぜ、優秀な人ほど仕事を抱え込んでしまうのか」

    「なぜ、良い商品を持っている企業が、売り方が分からないだけで苦戦しているのか」

    「もっと良い仕組みにできないだろうか」

    こうした問いを繰り返してきたことが、今のIKEMARTにつながっています。

    「卸ECをつくる」ことが目的ではない

    IKEMARTも、表面的にはBtoBのECプラットフォームです。

    しかし、私たちが目指しているのは、商品を仕入れるためだけの卸ECではありません。

    顧客の

    仕入れ・販売・在庫・販促・物流・利益管理

    まで入り込み、商売そのものを支えるBtoBソリューションプラットフォームを目指しています。

    商品をたくさん売るだけでは、顧客の商売が良くなるとは限りません。

    売上が増えても、送料や広告費、在庫負担が増え、最終的に利益が残らなければ、事業を続けることはできません。

    だからこそ、私たちは「売上」だけではなく、顧客に利益が残るところまで考えたい。

    これがIKEMARTの根底にある考えです。

    頑張る人ではなく、頑張りが報われる仕組みをつくる

    私は、努力している人や誠実に商売をしている企業が、仕組みがないために成果を出せないことに強い違和感があります。

    人が頑張り続けなければ成立しない仕事は、いつか限界が来ます。

    だから、

    人の勘をデータへ。

    個人の経験を組織の知恵へ。

    繰り返し作業をAIや自動化へ。

    成功事例を再現できる仕組みへ。

    変えていく。

    私がイントレプレナーとして大切にしてきたのは、単に新しいアイデアを出すことではなく、アイデアを「続く仕組み」に変えることでした。

    ただ、正しいだけでは組織は動かない

    一方で、社内で新しいことに挑戦する中で、大きな学びもありました。

    それは、

    「正しいことを言えば、人は動くわけではない」

    ということです。

    自分では正しいと思っていても、相手には相手の役割があります。

    守っている仕事があります。

    過去から積み上げてきた経験もあります。

    新しい仕組みをつくることは、それまでの仕事を否定することではありません。

    相手の立場や背景を理解し、対話し、信頼を積み重ねながら、一緒に変えていく。

    イントレプレナーに必要なのは、アイデアや実行力だけではなく、人を巻き込む力なのだと学びました。

    そして、イントレプレナーから経営者へ

    これから私自身の役割も変わります。

    これまでは、自分が考え、自分が動き、成果を出すことで前へ進める場面が多くありました。

    しかし、経営者になれば、それだけでは会社は成長しません。

    自分一人が成果を出すのではなく、

    人が育つ。

    人に任せる。

    判断基準を共有する。

    仕組みとして残す。

    そして最終的には、

    自分がいなくても成果が出続ける会社をつくる。

    ここまでできて、初めて経営なのだと思っています。

    だから、これからの私自身のテーマは、

    「成果を出す人」から「成果が出続ける組織をつくる人」へ変わること。

    そして、その先にあるのは、

    「成果が出続ける文化を育てること」です。

    挑戦する人や企業が、成果を出せる社会へ

    IKEMARTで実現したいことは、シンプルです。

    挑戦する人や企業が、きちんと成果を出せる仕組みをつくること。

    良い商品がある。

    良いサービスがある。

    一生懸命働いている人がいる。

    それでも、売り方や仕組みがないために成果につながらないことがあります。

    そこにデータ、AI、テクノロジー、物流、マーケティング、そして人の知恵を組み合わせることで、挑戦を成果へ変えていく。

    それが、株式会社IKEMARTの存在意義だと考えています。

    私自身もまだ、経営者として完成しているわけではありません。

    むしろ、これからです。

    これまでの成功体験に固執せず、自分の正しさを疑い、人から学び、人を信じて任せる。

    そして、言葉だけではなく、数字と行動と残った仕組みで証明していく。

    イントレプレナーとして始まった挑戦を、これからは一人の経営者として、社会に残る事業へ育てていきたいと思います。

    挑戦を、成果へ。
    成果を、仕組みへ。
    仕組みを、文化へ。

    それが、これからIKEMARTで挑戦したいことです。

    株式会社IKEMART
    代表取締役 網屋純一

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