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挑戦を、仕組みに変える。
IKEMARTが考える組織体制づくり
事業が伸びる会社には、共通点があります。
それは、単に「挑戦する人」がいるだけではなく、その挑戦を仕組みに変えられる組織を持っていることです。
IKEMARTは、単なる卸売や受発注の会社ではありません。
私たちが目指しているのは、BtoBの取引をより効率的にし、売上だけでなく利益まで再現性高く生み出せる、日本発のBtoBソリューションプラットフォームです。
そのためには、よい商品をそろえることだけでも、営業力を強くすることだけでも足りません。新しい販路を試し、運用を改善し、利益構造を管理し、それを継続的に回る仕組みに変えていくことが必要です。つまり、成長の本質は「頑張ること」ではなく、挑戦を再現可能な仕組みに変えることにあります。
最初に飛び込む人と、後から仕組みにする人
組織づくりを考えるうえで、私たちはよく「最初に飛び込む人」と「後から仕組みにする人」という視点で考えます。
新しい市場、新しい販路、新しい業務プロセスに最初に飛び込む人は、不確実性を引き受けます。正解がない中で仮説を立て、試し、前に進める存在です。
一方で、その試行錯誤を整理し、成功条件を言語化し、標準化し、利益が出る形へ変えていく人も必要です。
どちらが欠けても、会社は強くなりません。
挑戦だけでは続かず、仕組みだけでは未来が生まれないからです。
IKEMARTが大切にしているのは、この両方を組織の中に持つことです。
新しいことに挑戦できること。
そして、その挑戦を属人的な成功で終わらせず、組織の力へ変えていくこと。
ここに、私たちの組織づくりの思想があります。
なぜ、組織設計が重要なのか
事業が成長する過程では、どうしても次のようなことが起こります。
新しい施策は増えるのに、利益が安定しない。
現場ごとにやり方が異なり、属人化が進む。
判断基準が人によって変わる。
特定のメンバーが見ていないと回らない。
売上は伸びているのに、会社としての強さが積み上がらない。
この状態は、一見すると忙しく前進しているように見えます。
しかし実際には、組織としての再現性が弱く、成長の土台が不安定な状態です。
IKEMARTは、こうした状態を避けるために、役割を曖昧にしない組織を目指しています。
誰が戦略を描くのか。
誰がそれを運営に落とし込むのか。
誰が実行し、誰が利益と品質を管理するのか。
この線引きを明確にすることが、持続的な成長には不可欠です。
IKEMARTが目指す組織の形
IKEMARTでは、組織の機能を大きく分けて考えています。
ひとつは、未来をつくるための探索機能です。
新しい顧客、新しい販路、新しい商材、新しい収益モデルを試し、事業の可能性を広げる役割です。
次に、その結果を整理し、何が成功要因で、何が失敗要因かを言語化する構造化機能があります。経験を経験のままで終わらせず、次に活かせる知見に変えるための重要な機能です。
そして、価格、物流、受発注、利益管理などを再現可能な形に落とし込む標準化機能、それを他の顧客や商材、チャネルへ広げていく横展開機能が続きます。
ここに加えて、IKEMARTでは特に重視している機能があります。
それが、戦略運営管理機能です。
マネージャーは「人の管理者」ではなく、「仕組みの管理者」
多くの会社で、マネージャーは「チームを管理する人」として捉えられがちです。
しかしIKEMARTでは、その定義だけでは不十分だと考えています。

私たちにとってマネージャーとは、単なる中間管理職ではありません。
戦略を実際に回るオペレーションへ変え、成果・利益・品質・再現性を管理する役割です。
たとえば、売上だけでなく、限界利益率、値引率、送料率、顧客別採算、処理工数、問い合わせ件数などを継続的に見ながら、異常があれば改善を進める。属人的なやり方を残さず、標準化や自動化へつなげる。例外対応をその場しのぎで終わらせず、判断基準を明文化し、再発防止まで設計する。さらに、メンバーや外部パートナーを含めた実行体制を整え、学びをナレッジとして残していく。
これが、IKEMARTにおけるマネージャーの役割です。
言い換えれば、人を管理するのではなく、仕組みと成果を管理する存在です。
COOの役割は「探索」と「利益」の間をつなぐこと
組織全体を見るうえで、COOの役割も極めて重要です。CEOが経営戦略と最終責任を担うなら、COOはその方針を事業計画、組織運営、KPI、利益へ落とし込む事業統括責任者です。
新しい挑戦を、単発の成功で終わらせない。
感覚的な判断を、運用ルールへ変える。
特例対応を、標準業務に変える。
売上拡大を、利益拡大につなげる。
つまりCOOは、探索で見つけた可能性を、事業として成立する形に設計する役割を持っています。そして、その設計を日々の運営に変え、継続的な成果につなげる中核がマネージャーです。
IKEMARTがこれから目指すもの
IKEMARTが目指したいのは、一部の優秀な人が頑張って回す会社ではありません。
新しい挑戦が生まれ、それが仕組みになり、利益につながり、横展開され、さらに次の挑戦を生む。そんな成長の循環を持った会社です。
そのために必要なのは、役割を曖昧にしないことです。
探索と量産を分けること。
成功条件を数値で定義すること。
標準化できない成功を成功と見なさないこと。
そして、個人の頑張りではなく、仕組みで勝つことです。
IKEMARTは、これからも「売る会社」ではなく、顧客の課題をデータと仕組みで解決し、成果として市場で証明する会社でありたいと考えています。
組織体制づくりもまた、その実現のための重要な戦略のひとつです。
挑戦を、仕組みに変える。
そして、その仕組みを、次の成長へつなげる。
それが、IKEMARTの組織づくりの考え方です。