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データは嘘をつかない。ただし、読み方を間違えると何も語らない
― IKEMARTが考える「データ分析の本質」―
ビジネスにおいて、データは重要だと言われ続けています。
しかし現場を見ていると、こう感じることが多いです。
「データはある。でも、意思決定にはつながっていない」
これはなぜか。
理由はシンプルで、データの“見方”が間違っているからです。
■ 売上は「結果」であり、「構造」ではない
売上が落ちた。
利益率が下がった。
多くの現場では、この時点で議論が止まります。
しかし、売上というのはあくまで結果です。
本質は、その裏にある構造です。
例えば、
売上 = 客数 × 客単価
客単価 = 商品単価 × 購入点数
このように分解していくことで、初めて「どこで問題が起きているのか」が見えてきます。
つまり重要なのは、
数字を見ることではなく、構造で捉えることです。
■ 「森を見てから木を見る」思考がすべてを変える
データ分析で多くの人がやってしまうミスがあります。
それは、いきなり細かいデータを見ることです。
・商品別
・顧客別
・時間帯別
もちろん重要です。
しかし順番を間違えると、確実に迷子になります。
まずやるべきことは一つです。
👉 全体を見る(森)
その上で、
👉 分解して原因を見る(木)
この順番を守るだけで、意思決定の精度は一気に上がります。
IKEMARTでも同じです。
売上を見て終わりではなく、
チャネル別
顧客別
商品別
限界利益別
と分解することで、
「どこを触れば利益が伸びるか」が明確になります。
■ 仮説がない分析は、時間の無駄になる
もう一つ重要なポイントがあります。
それは、仮説を持つことです。
データ分析というと、
「とりあえず見てみる」
「とりあえず集計する」
という動きになりがちです。
しかしこれは、はっきり言って非効率です。
なぜなら、
仮説がない分析は、終わりがないからです。
・何を知りたいのか
・どこに問題があると考えているのか
この“問い”がないと、
データはただの数字の集合になります。
逆に言えば、
👉 仮説 → 分解 → 検証
この流れが回ると、
データは「意思決定の武器」になります。
■ 「何も分からなかった」も、価値である
意外と見落とされがちですが、重要な視点があります。
それは、
分析しても特別な原因が見つからないことにも意味がある
ということです。
多くの人は「面白い発見」を求めます。
しかし、本当に重要なのはそこではありません。
重要なのは、
👉 「現状を正しく理解できたか」
です。
これは経営において非常に重要です。
なぜなら、
無駄な施策を打たなくなる
誤った意思決定を防げる
次に何を見るべきかが明確になる
からです。
■ IKEMARTが目指す「データの使い方」
IKEMARTは、単なるECプラットフォームではありません。
私たちがやろうとしているのは、
👉 データを使って、売上と利益を再現性ある形にすること
です。
そのために重要なのは、
データを集めることではなく
データを“構造で理解すること”
です。
そして、
仮説を持ち
分解し
改善ポイントを特定し
再現性ある仕組みにする
ここまでやって初めて、データは価値になります。
■ 最後に
データは万能ではありません。
しかし、正しく使えば、これ以上ない武器になります。
そして、その分かれ道はシンプルです。
👉 「数字を見るか」
👉 「構造を見るか」
IKEMARTは後者を選びます。
だからこそ、
属人ではなく、仕組みで勝てる世界をつくっていきます。