IKEMART.IncBLOG

株式会社IKEMARTのBLOGでは、経営や事業づくり、組織、データ活用に関する考え方と実践を発信しています。
挑戦する人と企業の可能性を、データと仕組みで成果へ変えるために、日々の現場で得た気づきや、成長を支える視点を継続的にお届けします。

NEWS

データは嘘をつかない。ただし、読み方を間違えると何も語らない

2026/09/14

    ― IKEMARTが考える「データ分析の本質」―

    ビジネスにおいて、データは重要だと言われ続けています。
    しかし現場を見ていると、こう感じることが多いです。

    「データはある。でも、意思決定にはつながっていない」

    これはなぜか。
    理由はシンプルで、データの“見方”が間違っているからです。


    ■ 売上は「結果」であり、「構造」ではない

    売上が落ちた。
    利益率が下がった。

    多くの現場では、この時点で議論が止まります。

    しかし、売上というのはあくまで結果です。
    本質は、その裏にある構造です。

    例えば、

    • 売上 = 客数 × 客単価

    • 客単価 = 商品単価 × 購入点数

    このように分解していくことで、初めて「どこで問題が起きているのか」が見えてきます。

    つまり重要なのは、
    数字を見ることではなく、構造で捉えることです。


    ■ 「森を見てから木を見る」思考がすべてを変える

    データ分析で多くの人がやってしまうミスがあります。

    それは、いきなり細かいデータを見ることです。

    ・商品別
    ・顧客別
    ・時間帯別

    もちろん重要です。
    しかし順番を間違えると、確実に迷子になります。

    まずやるべきことは一つです。

    👉 全体を見る(森)

    その上で、

    👉 分解して原因を見る(木)

    この順番を守るだけで、意思決定の精度は一気に上がります。

    IKEMARTでも同じです。
    売上を見て終わりではなく、

    • チャネル別

    • 顧客別

    • 商品別

    • 限界利益別

    と分解することで、
    「どこを触れば利益が伸びるか」が明確になります。


    ■ 仮説がない分析は、時間の無駄になる

    もう一つ重要なポイントがあります。

    それは、仮説を持つことです。

    データ分析というと、

    「とりあえず見てみる」
    「とりあえず集計する」

    という動きになりがちです。

    しかしこれは、はっきり言って非効率です。

    なぜなら、
    仮説がない分析は、終わりがないからです。

    ・何を知りたいのか
    ・どこに問題があると考えているのか

    この“問い”がないと、
    データはただの数字の集合になります。

    逆に言えば、

    👉 仮説 → 分解 → 検証

    この流れが回ると、
    データは「意思決定の武器」になります。


    ■ 「何も分からなかった」も、価値である

    意外と見落とされがちですが、重要な視点があります。

    それは、

    分析しても特別な原因が見つからないことにも意味がある

    ということです。

    多くの人は「面白い発見」を求めます。
    しかし、本当に重要なのはそこではありません。

    重要なのは、

    👉 「現状を正しく理解できたか」

    です。

    これは経営において非常に重要です。

    なぜなら、

    • 無駄な施策を打たなくなる

    • 誤った意思決定を防げる

    • 次に何を見るべきかが明確になる

    からです。


    ■ IKEMARTが目指す「データの使い方」

    IKEMARTは、単なるECプラットフォームではありません。

    私たちがやろうとしているのは、

    👉 データを使って、売上と利益を再現性ある形にすること

    です。

    そのために重要なのは、

    • データを集めることではなく

    • データを“構造で理解すること”

    です。

    そして、

    • 仮説を持ち

    • 分解し

    • 改善ポイントを特定し

    • 再現性ある仕組みにする

    ここまでやって初めて、データは価値になります。


    ■ 最後に

    データは万能ではありません。
    しかし、正しく使えば、これ以上ない武器になります。

    そして、その分かれ道はシンプルです。

    👉 「数字を見るか」
    👉 「構造を見るか」

    IKEMARTは後者を選びます。

    だからこそ、
    属人ではなく、仕組みで勝てる世界をつくっていきます。

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